ノンエンジニアのClaude Code奮闘記 #8 丸2ヶ月の振り返り——遠回りも込みで、変わったこと

ノンエンジニアのClaude Code奮闘記 #8 丸2ヶ月の振り返り——遠回りも込みで、変わったこと

はじめに

こんにちは、広報・制作担当のmeraです。

#1 インストール編を公開したのが2026年4月30日。 今日で、2ヶ月と少しが経ちました。

#7の最後で「次回は2ヶ月の振り返りを書く」と予告していたので、今回はその約束を果たします。 技術的な発見というより、この2ヶ月で自分の中で何が変わったのかを、遠回りした部分も含めて正直に書き残しておきます。

この記事は「うまくいった話」だけをまとめる予定ではありません。更新が止まっていた時期のことも含めて、等身大の記録として書きます。

この記事で学べること

  • 2ヶ月・8本のエピソードを、ひと目で振り返れる一覧
  • 実は1ヶ月近く更新が止まっていた時期があった話
  • ターミナルが怖かった私が、いちばん変わったと感じる部分
  • 今のツール構成と、これからやってみたいこと

エピソードを振り返る

まずは、これまでの8本(この記事を含む)を一覧にしておきます。

#タイトル公開日ひとことで言うと
1まずはインストール編4/30ターミナルを開く勇気の話
2プライバシー設定編5/1「学習に使われてない?」の不安を晴らした
3ダウンロードフォルダ救出編5/7420個・1.5GBの混沌をAIと片付けた
4お願いの育て方編6/3「条件・禁止・形式」の3点セットに気づいた
5CLI・VS Code・Cowork比較編6/43つの入口を使い比べ、Coworkに落ち着いた
6CLAUDE.mdを育てる編6/5ルールファイルが「取扱説明書」に育った
7GA4に足跡が混ざっていた話7/3「本番」と「確認用」を分ける発想を学んだ
8この記事7/32ヶ月の振り返り

こうして並べてみると、5月と6月のあいだに、明らかに間隔が空いている箇所があります。


実は1ヶ月近く、更新が止まっていた時期がありました

#3を公開したのが5月7日、#4を公開したのが6月3日。 あいだ、約1ヶ月。

正直に書きます。この期間、Claude Codeを使うのをサボっていたわけではありません。 むしろ逆で、ダウンロードフォルダの整理がうまくいった勢いのまま、ブログの下書き整理や画像のリネーム、SNS文の下書きなど、日々の業務にどんどん使うようになっていました。

でも、「記事に書けるほどのネタ」が見つからなかったのです。 毎日使ってはいるけれど、「これは面白い発見だ」と思える瞬間が続かない。淡々と便利に使えてしまっている自分に、ちょっと戸惑っていました。

再開のきっかけは、「やって」しか言えなかった自分に気づいたこと(#4)でした。 毎日使っているうちに、お願いの仕方が少しずつ変わっていることに、ある日ふと気づいたのです。 「劇的な進歩」を探すのをやめて、「日々の小さな変化」を記録することにした——このシフトが、更新を再開できた一番の理由でした。

継続的に何かを記録しようとすると、「大きなネタがないと書けない」という思い込みにハマりやすい気がします。振り返ってみると、地味な変化のほうがよっぽど記録する価値がありました。

いちばん変わったと感じること:「頼み方」から「任せ方」へ

2ヶ月分のエピソードを並べてみて、自分の中の変化の流れが見えてきました。

最初の1ヶ月(#1#3)は、 「Claude Codeを動かせるかどうか」 で頭がいっぱいでした。 インストールできるか、情報が漏れないか、言った通りに動いてくれるか。

2ヶ月目(#4#7)に入ると、関心は「どう頼めばうまく動いてくれるか」に移りましたが、その中でもさらに変化がありました。 #4#6の頃は、条件・禁止・形式の3点セットやCLAUDE.mdへのルールの蓄積といった、いわば「操作方法」の学習が中心でした。 それが直近の#7では、 「なぜそうなっているのか、仕組みごと理解する」 という頼み方に変わってきました。GA4の件では、「直して」ではなく「原因を一緒に調べてほしい」とお願いしています。これは、2ヶ月前の自分にはできなかった頼み方でした。

まとめると、こういう流れです。

時期関心の中心頼み方の例
1ヶ月目(#1〜#3)動かせるかどうか「動いた!」「怖くなかった」
2ヶ月目(#4〜#7)うまく頼める→仕組みを理解する「条件・禁止・形式をつけて頼む」→「原因を一緒に調べてほしい」

「操作を覚える」段階から、「一緒に考える」段階に、2ヶ月目の中だけでも少しずつ移ってきた感覚があります。


今のツール構成(2ヶ月後のスナップショット)

#5で書いた使い分けは、2ヶ月経った今もほぼ変わっていません。

  • ブログ記事の執筆・調査:Coworkが中心
  • ファイルの一括整理:VS Code拡張
  • ちょっとした確認・軽い作業:ターミナルを時々

強いて変わった点を挙げるなら、CLAUDE.mdを見る頻度が減ったことです。 #6の頃は「育てている」感覚が強く、こまめに見直していました。今はルールが安定してきて、むしろ何か想定外のことが起きたときに見直す、くらいの距離感になっています。 これは手を抜いているというより、ルールが自分の習慣として体に入ってきたということなのかもしれません。


仕事全体で見て、何が変わったか

ブログの外側の話にもなりますが、2ヶ月を振り返って感じる変化をいくつか書いておきます。

ファイル整理への抵抗感がほぼ消えた #3のダウンロードフォルダ事件以来、「散らかったら、まずAIに現状把握してもらう」がクセになりました。散らかること自体への恐怖が減った気がします。

お願いの言語化が、AI以外にも波及した #4で書いた通りですが、これは2ヶ月経った今も続いています。後輩への依頼や上司への相談で、「条件・禁止・形式」を意識するようになりました。

「仕組みがわからない不安」への耐性が少しついた #7のGA4の件のように、以前なら「なんかよくわからないけど怖い」で終わっていたことも、「原因を一緒に調べればいい」と思えるようになりました。これは想像していなかった変化です。


これからの2ヶ月でやってみたいこと

具体的な計画というより、今考えていることをいくつか書いておきます。

  • CLAUDE.mdを「ブログ用」だけでなく、他の業務フォルダでももう少し育ててみる
  • 毎回自分で頼んでいる定型作業を、決まったタイミングで自動的に動かせないか試してみる
  • 「原因を一緒に調べてほしい」という頼み方を、ブログ以外の業務トラブルでも試してみる

どれもまだ、やってみないと分からないことばかりです。 うまくいかなかったら、それはそれで次のネタにしようと思います。

2ヶ月前の自分に「2ヶ月後、GA4のコードを一緒に読んでるよ」と言っても、たぶん信じてもらえない気がします。ノンエンジニアでも、少しずつで確実に景色は変わるものだと実感しました。

まとめ

  • #1〜#7を振り返ると、「動かせるか」→「うまく頼めるか」→「仕組みを理解できるか」という関心の移り変わりが見えた
  • #3と#4のあいだ、実は1ヶ月近く更新が止まっていた。「大きなネタ探し」をやめたら再開できた
  • 今のツール構成は2ヶ月前とほぼ同じ(Cowork中心)だが、CLAUDE.mdとの距離感は変わった
  • お願いの言語化やファイル整理への抵抗感の低下など、ブログの外側にも変化が波及した
  • これからは「自動化」と「トラブル対応での相談」を試してみたい

2ヶ月前は、ターミナルを開くだけで身構えていました。 今もエンジニアではありませんが、「わからないことは、一緒に調べればいい」と思えるようになったのが、この2ヶ月でいちばん大きな収穫だったと思います。

次の2ヶ月も、遠回りした話も含めて、正直に書いていくつもりです。


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参考文献・出典